冊子を手に持ち、クラウドファンディングへの参加を呼び掛ける山崎仁史さん=10月、福井県敦賀市中央町1丁目

 子どもたちに正しい体の使い方を知ってほしい―。児童発達支援事業所「NEST Care(ネストケア)」(福井県敦賀市中央町1丁目)の代表で、同市内で運動教室も開いている山崎仁史さん(33)が、体の軸を整えることができる体操の方法などをまとめた冊子を全国の子どもたちにプレゼントするプロジェクトを進めている。福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス「ミラカナ」で活動資金を募っている。

 理学療法士の資格を持つ山崎さん。2018年に体の軸を整えられる「体軸体操」と正しい体の使い方が身に付けられる「10秒アクション」を考案。二つのプログラムを教えるワークショップは文部科学省が民間企業や団体の教育プログラムを集約している「土曜学習応援団」に登録されていて、全国で指導資格を持った人たちが教えている。

 新型コロナウイルス感染拡大が続き「子どもたちが外でのびのびと運動できる機会が減っていった」と山崎さん。家の中でも簡単に体を動かせる方法をまとめた冊子を作ろうと思い立ち、9月に体軸体操や10秒アクションについてまとめた冊子を150部発刊。すぐに売り切れて需要があると感じ、子どもたちにプレゼントするプロジェクトを始めた。

 冊子はA4判、82ページ。体力テストで高得点を出すこつや、山崎さんら理学療法士や作業療法士の資格を持つ人たちの体づくりに関するコラムも収録している。

 CFは12月13日までで、支援はミラカナ特設ページから。目標額は100万円。返礼として、冊子を特定の子どもたちにプレゼントする権利(2千~20万円)や冊子1冊(3千円)などを用意している。プレゼントする権利を得ると、受け取った子どもたちに贈り主として名前が伝えられる。

 冊子のプレゼントを受け取りたい児童養護施設やスポーツ少年団などの団体も募集している。11月30日まで、ミラカナ特設ページから申し込める。

 【ミラカナ】福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でさまざまなプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして2018年4月に福井新聞社、福井銀行、レディーフォーが連携して始まった。21年6月から福邦銀行が事業に参画。21年10月には累計支援額が1億円を突破した。