福井LGBTQ映画祭をPRする主催団体のメンバー=11月9日、福井県福井市のアオッサ

 LGBTQ(性的少数者)への理解を深めてもらおうと、性の多様性をテーマにした映画3作品を上映する「福井LGBTQ映画祭2021」(福井新聞社後援)が11月21日、福井県福井市のテアトルサンクで開かれる。ゲイ(男性の同性愛者)や心と体の性が一致しないトランスジェンダーの当事者と支援者でつくる県内団体が主催する。

 ゲイでユーチューバーのかずえちゃん(39)=福井市=が代表を務める団体「なろっさ! ALLYふくい」が初めて企画した。

 同団体によると、県内は都市圏に比べて理解が遅れ、カミングアウト(告白)しにくい状況という。性的少数者にとって「住みたい街」「暮らし続けたい街」になるよう映画を通じて理解を広げていきたい考え。

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 午前10時15分~午後1時と午後2時半~午後5時の2部制。前半はゲイの恋愛を主題にした「his」を取り上げる。後半はトランスジェンダーが生きやすい社会などについて考えるドキュメンタリー「I Am Here」と、思春期の心の葛藤を描いた「カランコエの花」を上映する。

 各部の上映後、かずえちゃんらによるトークセッションが行われる。

 9日に福井市内で会見し映画祭をPRしたかずえちゃんは「すごく考えさせられる作品ばかり。映画祭を通じて、LGBTQを身近なことと捉えてほしい」と呼び掛けた。

 チケットは各部千円。会場で申し込める。定員350人。問い合わせは映画祭の事務局=電話070(1469)6244。