東京・自由が丘に11月3日にオープンするパンテスの「あん食パン」専門店

 食パンに小豆あんを混ぜ合わせた「あん食パン」の製造販売を手掛ける「PANTES(パンテス)365 Japan」(本社福井県福井市)は11月3日、東京都内のパン店の激戦区である目黒区自由が丘に、あん食パン専門店を出店する。今井薫社長は「福井名物としてのブランドを高めたい」と意気込んでいる。

 今井社長は2006年に創業し、あん食パンを看板にパン店を経営。総菜パンなども販売していたが、新型コロナウイルス禍の2020年7月、小豆あんやカスタードクリームなどの「あん」を混ぜた食パンを中心とした店へリニューアルした。

 同社のあん食パンは独自製法の「低温熟成・高温発酵」が特徴。低温で24時間以上熟成させることできめ細かな生地となり、蒸し焼きでもっちりとした食感になるという。福井県内では大津屋(福井市)のコンビニやヤスサキ(同)の食品スーパーなどで取り扱い、県外は東京を含む関東のJR駅構内でワゴン販売を展開。1日1500~1600枚を製造販売している。

 コロナ禍前から本格的な全国展開を検討。自由が丘への出店はその試金石との位置付けで「有名店を含めて20店以上が集まる激戦区で福井の知名度を高め、あん食パンを福井名物に定着させたい」(今井社長)考えだ。

 店は広さ約4坪で、福井であん食パンを製造し直送する。1日600枚販売、月商300万円目標。今井社長は「コロナ禍が落ち着き、北陸新幹線が県内延伸したときに『焼きたてを食べたい』と東京から福井に訪れる顧客を増やしたい」と話している。