10月30日のオープンに向け、リンクに水をまく館山さん=福井県敦賀市のニューサンピア敦賀

 福井県内唯一の屋内アイススケートリンク、敦賀市のニューサンピア敦賀「アイスアリーナ」が10月30日、今季の一般営業を開始する。責任者の館山裕太さん(28)は「国内トップクラスの氷の質を追求する」と、丁寧に製氷作業に取り組んでいる。

 60メートル×30メートルのアリーナは北陸唯一の日本スケート連盟公式リンク。不凍液が流れるチューブが並ぶマットをマイナス9・5度前後まで冷やし、その上に水をまいて凍らせる。1回の散水で0・05ミリ弱の厚さで製氷するため、根気強く繰り返し作業する必要がある。

⇒子どもの遊び場充実、南越前町の道の駅

 館山さんは、札幌市出身の現役アイスホッケー選手。福井県体育協会(現県スポーツ協会)の選手として6年前、敦賀に移住した。前任者の下で製氷作業を学び、昨季から責任者となった。今年は9月9日から製氷をスタートし、現在は7・5センチの厚さにまでなっている。

 10月16日にはオープンに先立ち、フィギュアスケートの2006年トリノ冬季五輪女子金メダリスト、荒川静香さんによるスケート教室があった。地元児童ら約60人が滑りの基本から簡単なスピンやジャンプを楽しく学んだ。荒川さんは「こんなに素晴らしいアイスアリーナが敦賀にある」と絶賛。「多くの方にスケートに触れてほしい」と話していた。

 今季の営業は来年5月2日まで。土日祝日や冬休み、春休み期間中は午前10時~午後5時半、平日は午後1時~午後6時。料金は高校生以上1400円、中学生900円、小学生以下700円。

 また、毎週日曜日は午後0時45分から、楽しく滑るための基本を学ぶことができるワンコイン・スケート教室を開催する。当日午前10時から整理券を配布する。500円で先着50人。

 問い合わせはニューサンピア敦賀=電話0770(24)2111。