福井の若者にグローバルな視点を持ってもらおうと、啓発セミナー企画の「yologlobal corp」の森正樹代表(65)=福井市=が福井県のふるさと納税型クラウドファンディング(CF)でセミナー開催資金を募っている。海外駐在経験を生かし、人生を自分らしく生きることの大切さを伝え、視野の広い若者を育成するのが狙い。

 森代表は藤島高校卒業後、東京外国語大学を経てサントリーに入社。マーケティングなどでシドニーやロンドンに駐在したほか海外担当部門に長く在籍し、2020年秋に退職した。

 セミナーでは目標実現のため、同調圧力など日本的思考にとらわれない考え方や、主張することの大切さなどについて指導。また、英語検定試験「TOEIC」点数アップのための勉強法も伝授するとしている。

 森代表はこれまで、啓発セミナーを都内中心に30回以上実施。「国内外の競争の中で福井が生き残るため、福井で広い視野を持った人材を育てたい」と思いを語る。

 CFサイト「レディーフォー」で10月31日まで資金を募集しており、目標金額100万円は既に達成した。初回セミナーは福井県国際交流会館(福井市)で12月22日午後6時から開催予定。2回目以降は1月以降の開催を予定している。

 森代表のプロジェクトは福井県による「ふるさと納税による新事業創出支援事業」の認定案件で、福井新聞社と福井銀行も協力している。寄付額のうち2千円を除く金額が税控除の対象となるため、自己負担2千円でプロジェクトの後押しができる。控除額には上限がある。