恐竜をかたどったチョコレートが入っている「恐竜発掘プリン」の試作品=福井県永平寺町志比の「井の上」

 恐竜王国・福井を全国に発信して観光誘客につなげようと、福井県永平寺町志比の土産品販売「いのうえ」は、恐竜のチョコレートが入った「恐竜発掘プリン」の開発を進めている。本格製造に向け、福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス「ミラカナ」で資金を募っている。

 「恐竜発掘プリン」はプリンの上に、地層をイメージして砕いたクレープ生地などを敷き詰めた商品。“地層”の部分を掘り進めると、恐竜をかたどった5グラムほどのチョコが出現する。チョコは試作品としてティラノサウルスなど3種類の金型を先行して制作した。CFの資金を活用し、最終的にはスピノサウルスなど11種類の金型をそろえる。

 同社は大本山永平寺の門前町で土産品店「井の上」を運営しており、2021年3月に併設のプリン専門店をオープン。禅宗の開祖とされる達磨大師(だるまだいし)をモチーフとした「永平寺だるまプリン」を販売している。

 「最初から、だるまプリンとともに恐竜発掘プリンのアイデアも持っていた」と専務の井上才蔵さん(32)。恐竜発掘プリンは冷凍してもおいしいよう工夫。インターネットなどを利用した通信販売をメインに展開し、子どもや孫への贈り物などに活用してもらいたいという。井上さんは「店舗で永平寺の良さを発信しつつ、贈答用で恐竜の魅力を発信したい。北陸新幹線の県内延伸を見据え、今のうちからPRしていきたい」と話す。

 CFは10月31日まで、支援はミラカナ特設ページから。目標額は50万円。返礼は恐竜発掘プリン6個セット(5千円)などを用意している。

 【ミラカナ】福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でさまざまなプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして2018年4月に福井新聞社、福井銀行、レディーフォーが連携して始まった。21年6月から福邦銀行が事業に参画した。