七五三参りの時期を迎え、次々と作られる紅白の千歳飴=10月18日、福井県越前市住吉町の朝倉製菓

 七五三参りの時期を迎え、縁起物の千歳飴(ちとせあめ)作りが福井県越前市の製菓店でピークを迎えている。10月18日は工場で紅白の細長い飴が次々と出来上がり、ほんのり甘い香りを漂わせた。

 創業135年の朝倉製菓(同市住吉町)では例年、10月中旬から11月上旬が千歳飴作りの最盛期。紅白1本ずつを1組とし、年間生産量の7割近くに当たる約700組を、福井県内の神社などに納めている。

 同店4代目の朝倉英一さん(63)が、砂糖と水飴を煮詰めて、紅白の色に合わせてイチゴとバターの風味を付けた。鍋から取り出した軟らかい飴を専用の棒で延ばし、作業台で4人が細長く形を整えて手際よく包丁で切っていった。

 朝倉さんは「新型コロナウイルスに負けず、子どもたちは千歳飴のように真っすぐ、かたく(元気に)育ってほしい」と話していた。