福井県立恐竜博物館リニューアル後の外観イメージ。正面入り口向かって右側が増築エリアで、卵形ドーム「小タマゴ」などができる(県提供)

福井県立恐竜博物館のリニューアル工事に向けて行われた安全祈願祭=10月8日、福井県勝山市村岡町寺尾

 北陸新幹線の福井県内開業や中部縦貫自動車道県内全線開通を見据え、2023年夏にリニューアルする福井県立恐竜博物館(勝山市)の本格工事が始まった。正面入り口向かって右側に3階建ての増築棟ができる計画で、10月8日に工事の安全祈願祭が行われた。

 福井県は設計や土地の造成工事を終え、6日に本格工事に着手。勝山市村岡町寺尾の長尾山総合公園第3駐車場で行われた安全祈願祭には県職員や設計、施工業者ら22人が出席した。

 増築面積は7092平方メートルで、これまでの駐車場の一部や築山部分に設ける。銀色の卵形ドーム「小タマゴ」や、高さ9メートル、幅16メートルの大型映像を3面備えた特別展示室(約千平方メートル)、イベントホール(約600平方メートル)などができる。冬場も化石発掘やクリーニング、骨格組み立てなどを楽しめる恐竜研究体験室(約400平方メートル)も設ける。

 既存棟は2480平方メートルを改築する。図書室やキッズルームを新設し、来館者が年々増えて手狭になっていたショップ・レストランは2倍以上の面積に広げる。増築、改築の全体事業費は93億9千万円。安全祈願祭に出席した竹内利寿館長は「スタッフも施設に負けないおもてなしができるよう研さんしていきたい」と話した。