「蓮如さんかるた」の大型パネルのイメージ図

展示リニューアルを予定する蓮如上人記念館=福井県あわら市吉崎1丁目

 浄土真宗中興の祖「蓮如上人」の功績を全国に発信しようと、福井県内外の有志グループが「吉崎御坊蓮如上人記念館」(福井県あわら市)の展示リニューアルをはじめとしたプロジェクトを進めている。目玉は、記念館に「蓮如さんかるた」の大型パネル約15枚を並べる事業で、観光客に分かりやすく魅力を紹介する。

 記念館は1998年に開館し、吉崎御坊の復元ジオラマや蓮如の絵伝、和歌といった貴重な資料が並ぶ。

 記念館近くには、道の駅「蓮如の里あわら」が2023年春にオープンする。これに合わせてリニューアルする記念館を応援しようと、県内外の20~70代の有志約30人が21年春、「友の会」を結成。24年春の北陸新幹線県内延伸による交流人口拡大も好機と捉え、プロジェクトを企画した。

 蓮如さんかるたの大型パネルは、蓮如になじみの薄い人にもインパクトを与え、関心を持ってもらおうと展示する。現在のシアタールームを改修する。

 縦約60センチ、横約40センチのA2サイズ。かるたは、蓮如の生誕を記念し、あわら市と本願寺文化興隆財団(京都府京都市)が15年に共同制作。逸話などを基に、漫画家の永井豪さん、里中満智子さん、木村直巳さんが絵札を描いている。

 そのほか「蓮如さんかるた大会」や、トップ企業の経営者らと経済を考えるイベント「吉崎経済会議」の共催を行う計画。

 友の会は「蓮如さんを知らない人にも魅力を伝え全国区にしたい」として、クラウドファンディング(CF)で資金を募っている。目標金額は100万円。CFサイト「レディーフォー」で10月15日まで。特産品詰め合わせや同館プレオープン招待、「蓮如さんかるた」ポストカードなどの返礼品を用意している。