子どもの長時間スマホは寄り目の原因に、手術ケースも 目の愛護デーに考えるケア方法【ゆるパブ】

10月10日は目の愛護デーです。そこで人間の視力って成長とともに、どのように変わっていくのかを紹介させていただきます。

◎新生児:【0.03ぐらい】で、まだ両目を協調させて物が見えない状態で、顔の正面に来たものはじっと見る事が出来ると言われています。

◎0~3ヶ月:【0.1以下】2ヶ月頃になると、顔や、形の区別が出来、物体を立体的に捉えて、左右に動くものを目で追えるようになると言われています。

◎6ヶ月:【0.1ぐらい】視野が広がってきて数メートル離れたところの物体を捉える事が出来て、人間の表情もわかる様になってくると言われています。

◎1歳頃:【0.2ぐらい】細かな物の形の区別が分かり始めて、おおまかな絵の輪郭がわかるようになると言われています。

◎2歳頃:【0.4~0.6】物の形が丸なのか、四角なのか、分かるようになり、身体的にもたち上がる事で視界が成人に近づいていると言われています。

◎3歳頃:【0.6~0.8】輪郭はややぼやけるが、形の違いがはっきりと認識出来るようになると言われています。(3歳児健診時に弱視の早期発見早期治療が大変有効とされています。)

◎5歳~6歳:【1.0ぐらい】多くの子どもが成人とほぼ同じ視力に成長すると言われています。

最近では小さい子どもをあやすのにスマホやゲーム機を与える親も少なくないと思います。見え方の成長に伴い何にでも興味を持つ時期。ゲームやスマホ漬けの毎日になってしまうと、目にどんな影響があると思いますか。まず、近くを長く見続けることで、目が緊張して一時的に近視になる「仮性近視」の状態になります。それが長く続くと、近視になりやすい事に加えて、寄り目が戻りにくくなる急性内斜視になり、遠くを見る時にピントを合わせ辛くなると言われています。内斜視が慢性になってしまうケースもあり、その時は手術によって眼位のズレを治すことになります。ゲームは長い時間集中してしまうことから、ゲーム依存症の懸念もあり、目にも心にも悪影響を及ぼしかねないのです。

目の健康の為にも近くを20分見たら、20フィート(6メートル)先を20秒見る習慣を身に付けましょうと言われています。又、子どもを前だっこにして、保護者の胸だけを見続けるよりも、おんぶにして前方の景色が見える事で、視覚刺激が増えて脳の成長にも良いと言われています。そして、椅子に座った勉強中の姿勢も大切で、PC画面、タブレット、スマホ、本など近くの物からは目を30センチ~40センチ離して、顎を引き、頭からお尻までの姿勢を正しく保つ事が近視予防や猫背防止にも大切になってきます。(特定非営利活動法人NPOみるみえる・加藤)

【目の愛護デー】
1931年(昭和6年)、中央盲人福祉協会の提唱により、「視力保存デー」として始まったのが起源で、1947年(昭和22年)に「目の愛護デー」となり、現在は、厚生労働省が主催となっています。

【NPO法人みるみえる】
みること、みえることはなぜ大切なのかを2014年より、主に福井県内の皆様にお伝えしている団体です。

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【ゆるパブコラム】福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。ゆるパブメンバーを中心に執筆中。