中部縦貫自動車道や下道を模した巨大すごろくを楽しむ子ども=9月26日、福井県福井市のベル

 2026年春の中部縦貫自動車道の福井県内全線開通に向け機運を高めようと、同自動車道建設促進福井県協議会は9月26日、道路をルートに描いた巨大すごろくの体験イベントを福井市のベルで開いた。各区間の開通時期情報などを盛り込んだ縦11メートル、横7メートルのすごろくを床に設け、親子らが自ら駒となり楽しんだ。

 22年度の大野インターチェンジ(IC)―和泉IC間、26年春の和泉IC―油坂出入口間開通を控え、福井県と沿線4市町でつくる協議会が企画した。すごろくは福井市を出発し、岐阜県郡上市にゴールする設定。下道コース43マスに対し、途中のICに止まれば中部縦貫コースに入り、最短31マスでゴールできるようにした。

 IC上に設けたクイズでは現在、車で約6時間半かかる福井―東京間は自動車道が長野県松本市まで開通すると約5時間40分に短縮することなどを紹介。会場では、大野東ICや勝原IC、トンネルなどで着々と進む工事の様子を動画で紹介した。

 家族4人で訪れた勝山市の男性(37)は「開通時期や今後完成するICはあまり知らなかった。開通すれば各地へ行きやすく便利になる」と理解を深めていた。