図書館司書が選ぶ秋にオススメの絵本4冊の表紙

 読書の秋か、食欲の秋か-。どちらも満たす「食」がキーワードの絵本4冊を、福井県の勝山市立図書館で児童サービスを担当する司書の森永朋子さん(49)に選んでもらった。親子の読み聞かせは「ストーリーと一緒に、親のぬくもりや愛情は子どもに伝わり、将来にわたって子の心の支えになる」と森永さん。「テクニックは必要ない。一緒に本を楽しめばいい」。実りの秋がやってくる。

▽0~2歳児向け
くだもの(福音館書店)さく 平山和子

 スイカやブドウ、ミカンなど身近な果物の絵と、洗って切るなどして食べる準備ができた絵が交互に描かれている。「さあどうぞ」と優しく差し出される繰り返しが心地よい、“おいしい”作品。

▽0~2歳児向け
おべんとうばこのうた(ひさかたチャイルド)構成・絵 さいとうしのぶ

 「♪これくらいのおべんとうばこに」と歌いながら擬人化されたおかずが詰められてお弁当が完成! 手遊びとしても楽しめるので、絵と歌と手遊びをいっぱい味わって!

▽3~5歳児向け
おちゃのじかんにきたとら(童話館出版)作 ジュディス・カー、訳 晴海耕平

 お茶の時間にベルが鳴り大きなトラがお客に。テーブルの食べもの全部と、冷蔵庫や戸棚の缶詰を全部、水道の水まで平らげてしまう。その豪快な食欲とお礼を言って去るアンバランスが楽しい。

▽5歳~低学年向け
しょうたとなっとう(ポプラ社)写真・文 星川ひろ子、星川治雄、原案・監修 小泉武夫

 納豆が嫌いなしょうた。夏、じいちゃんと畑に青大豆の種をまき、実った枝豆に大感激。冬、ゆでた大豆をわらの入れ物に入れ、完成した納豆のおいしさにビックリ! 納豆が完成するまでを追った写真絵本。

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