中垣内祐一監督

 バレーボール男子日本代表の中垣内祐一監督(53)=福井県・藤島高校出身=が9月19日、アジア選手権決勝後にオンラインで記者会見に臨み、今月末で監督を退任する意向を明らかにした。

 中垣内監督は低迷する男子の復権を託され、2017年に就任。東京五輪では29年ぶりの8強進出を果たした。若手の強化が実り、エースの石川祐希(ミラノ)や西田有志(ビーボバレンティア)、高橋藍(日体大)らを育てた。この日終了したアジア選手権までが任期だった。

 会見では、外国人コーチの登用や選手の海外挑戦の支援に力を入れたと振り返り、強化に一定の手応えを示した。ファンや関係者に「期待する温かい言葉をいただいた」と感謝を述べた。日本バレーボール協会の嶋岡健治会長は会見で「代表チームをよくまとめてくれた」と評価した。

 同協会によると、新監督は理事会の検討などを経て10月中に決定する。

 中垣内監督は福井市生まれ。自身も現役時代に日本男子のエースとしてバルセロナ五輪に臨み6位入賞した。