新型コロナウイルスの福井県内第4波(3月1日~7月19日)に関する後遺症調査で、約2割が退院後も不調を訴えていたことが分かった。30代以下は味覚障害や嗅覚障害、60代以上は体力低下や息切れが目立った。9月15日の福井県議会一般質問で、佐藤正雄議員(共産党)に理事者が明らかにした。

 県内第4波では876人が感染した。福井県が退院から4週間前後に電話で聞き取った結果、回答者194人のうち37人(約19%)が不調とした。年代別では30代以下の91人中17人(約19%)が不調と答え、うち11人が味覚障害や嗅覚障害を挙げた。窪田裕行健康福祉部長は「不調を訴えた人で今も継続的に治療しているケースはない。後遺症は不明な点が多く、国に治療法の確立を求める」と述べた。

 県内第1波、2波の調査では約28%が不調と回答した。