JR越美北線の乗車記念証「御乗印」。九頭竜湖駅版(左)は1カ月余で配布を終えた

 JR越美北線の利用促進につなげようと、福井県の大野市観光協会が配布している御朱印型の乗車記念証「御乗印」が鉄道ファンらに人気だ。デザインは九頭竜湖駅と越前大野駅の2種。7月下旬から各千枚限定で配布し、九頭竜湖駅のデザインが9月1日、千枚に到達した。同協会担当者は「予想以上の好評を得た。継続して配布できるよう検討していきたい」と話している。

 今秋のダイヤ改正で減便が決まった越美北線の魅力を多くの人に知ってもらい利用を促そうと企画した。

 御乗印ははがき大の越前和紙製で、日付入り。九頭竜湖駅か越前大野駅で乗降したことが分かる乗車券などを所定の配布場所で提示し受け取る(乗車券は当日か前日の日付のみ有効)。

 九頭竜湖駅バージョンは、恐竜などのイラストが描かれ、湖面を走る汽車の御朱印が押されてあり、配布から1カ月余で取り扱いを終了。「終点まで越美北線に乗って楽しむ人が多かったのでは。青春18きっぷの利用期間だったことも影響していると思う」(同協会)と、特に鉄道ファンらに好評だったという。

 星空に浮かぶ大野城に向かって走る汽車の御朱印を押した越前大野駅のデザインは引き続き配布中。越前大野駅で乗降したことが分かる乗車券を同協会で提示する。

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 同協会には配布を終えた九頭竜湖駅版について「継続してほしい」「第2弾の企画を」などの声が寄せられている。同協会は通年で提供できるよう有料化も視野に入れ、デザインなどを含め検討を進めている。