2020年に初めて開かれ盛り上がった「城下町キャラバン」=2020年10月

 福井県大野市街地で2020年秋に初開催されたイベント「城下町キャラバン」をパワーアップし継続して開いていける事業にしようと実行委員会が準備を進めている。コロナ禍の中、まちなかの魅力づくりと県外在住の同市出身者らの“大野ファン”との結びつきを強める機会にしたいという。10月17日にイベント開催を予定しており、福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス「ミラカナ」で運営資金などを募っている。

 「城下町キャラバン」は昨年10月、同市のまちづくり会社が主催した。同市の五番通り商店街と寺町通りなどを会場に子ども用ハロウィーン衣装の貸し出しや手作り雑貨の物販などを実施。約5千人が訪れたという。

 コロナ禍でもまちなかに活気を創出する継続したイベントに進化させようと今回は、雑貨店オーナーや僧侶、ウェブコンサルタントらさまざまな職種の20~40代男女8人が集合。大野商工会議所とタッグを組み実行委を組織した。

 「今こそ大野を楽しもう! 大野の魅力コレクション」をコンセプトに今年は開催エリアを五番通り全体と誓念寺(錦町)にまで拡大。昨年同様にハロウィーン衣装の貸し出し、物販などを行うほか、誓念寺に子どもエリアを設け、同会議所青年部による仕事体験コーナーや絵本の読み聞かせなどを企画している。

 実行委の巻寄塁さんはCFを通じ「城下町キャラバンを県内外の人に知ってもらい、コロナ禍で大野に帰省できない地元出身者らも盛り上げに一役買ってもらいたい」と話している。

 CFは9月30日午後11時まで。目標額60万円を突破し、100万円を目指して支援を募っている。支援者への返礼(リターン)として、地元産の旬の野菜セットや地酒セットなどを用意した。

 【ミラカナ】福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でさまざまなプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして2018年4月に福井新聞社、福井銀行、レディーフォーが連携して始まった。21年6月から福邦銀行が事業に参画した。