福井県内の中学校の休日の部活動運営を地域のスポーツクラブなどに移行するモデル校と対象の部活について鯖江市の3校5運動部、美浜町美浜中の1運動部、敦賀市の4校の吹奏楽部とすることが9月6日、福井県教育委員会などへの取材で分かった。市町教委や各校は、新型コロナウイルスの感染状況を見極めながら順次移行を進める。

 モデル校設置は文部科学省の事業で、教員の働き方改革の一環。2023年度から休日の部活動の段階的な地域移行を進める方針。福井県内の各校は、地域のスポーツ団体などが受け皿となる。

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 モデル校と部活は、鯖江市が全3校対象で、鯖江の剣道と柔道、中央のサッカーとバドミントン、東陽の男子バスケットボール。それぞれ鯖江、鯖江北、東陽の総合型地域スポーツクラブが、土日など休日の指導を担当する。

 美浜中はボート部が対象で、県ボート協会が地元に設立するジュニアクラブが受け皿となる。

 敦賀市は、吹奏楽部がある角鹿、気比、松陵、粟野の4校で、市民吹奏楽団のメンバーが指導に当たる。

 運動部、文化部とも当初は8月中の開始を目指していたが、新型コロナの感染拡大によりスタートが遅れた。保護者向けの説明会を延期した部活もあり、福井県保健体育課は「実施体制をきちんと説明した上で、なるべく早く開始したい」とした。