福井県内の小中高校で児童生徒の新型コロナウイルス感染が確認される中、福井新聞の調査報道「ふくい特報班」(通称・ふく特)に保護者から「同居の家族が濃厚接触者になった場合、子どもの登校をどう考えればいいのか」との声が寄せられた。県教委は取材に「学校に相談してほしい。校長の判断で(欠席扱いにならない)出席停止にすることができる」と回答。校長は個々の状況に応じて判断するという。

 県内では複数の小中高校で感染者が確認されており、始業式を延期したり、臨時休校したりする学校が出ている。

 学校再開に当たって福井市教委は8月31日夜、児童生徒本人や同居家族に発熱や倦怠感(けんたいかん)、のどの違和感などのかぜ症状があった場合、登校せず自宅で休養するよう市立幼稚園、小中学校の保護者に通知した。

 ただ、家族が無症状で濃厚接触者になった場合の対応は明記されていない。感染第5波の拡大で濃厚接触者となる人は増加し、登校させるかどうか保護者が判断に迷う場面も多いとみられる。

 文部科学省の「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」によると、親などから「感染が不安で休ませたい」と相談があり、合理的な理由があると校長が判断した場合は出席停止にできる。また、同居家族に症状が見られる場合は、学校保健安全法に基づき出席停止となる。

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