新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 厚生労働省は9月1日、新型コロナウイルスの変異株でコロンビア由来の「ミュー株」が、6月と7月に空港検疫で感染が判明した2人から確認されたと明らかにした。8月末に世界保健機関(WHO)が「注目すべき変異株」に位置づけており、国内では初めての感染確認。

 ミュー株は南米やヨーロッパで発生の報告があり、WHOはワクチンの効果や感染力に影響を与える可能性がある「注目すべき変異株」に位置づけている。

 厚労省はWHOの位置づけを受け国立感染症研究所による検査結果を改めて集計、今回の2例が確認された。検疫以外では現時点で確認されていないという。

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 ミュー株の感染が確認された2人は、6月26日に成田空港に到着した40代女性と、7月5日に羽田空港に到着した50代女性。それぞれ無症状でアラブ首長国連邦(UAE)と英国に滞在歴があった。