野球部を応援しようと、元気いっぱいのダンスを披露するダンス・チア部の部員=8月25日、福井県の敦賀気比高校

 第103回全国高校野球選手権大会で準々決勝に進出した敦賀気比高校野球部を応援しようと、同校のダンス・チア部が8月25日、応援歌にのせてダンス10曲を動画で撮影し、同校のホームページに載せた。新型コロナウイルスの影響で甲子園には行けないが、あふれる笑顔と元気いっぱいの振り付けを披露し、部員は「動画が選手たちの力になればうれしい」とはにかんだ。⇒【全打席速報】8月26日午前8時~敦賀気比vs京都国際

 同部は現在、付属中を含め31人で構成しており、甲子園に駆け付ける予定だった。当初はブラスバンドでの応援が認められていたため、県大会優勝後から準備していたという。

 しかし、新型コロナ禍による県独自の緊急事態宣言発出を受け現地での応援は自粛。兵庫県が国の緊急事態宣言の対象に追加適用されたことで、大会本部も甲子園入りを制限してしまった。部長の松山唯香さん(17)は「ダンスの大きな大会が終わり本格的な応援練習を始めた直後だった。悔しかった」と振り返る。

 甲子園には行けなくても応援がしたい―。松山さんと副部長の中山萌香さん(18)が動画での応援を企画し、無料通話アプリ「LINE(ライン)」で振り付けを部員と共有。各自家で自主練習してもらい、密を避けるため25日に同校グラウンドで1時間の撮影に臨んだ。

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 動画には計10曲を収録。「宇宙戦艦ヤマト」「ルパン三世のテーマ」など9選手の各応援歌に合わせ、部員2~5人がダンスし「頑張ってください!」とエールを送った。代々受け継いできた振り付けは工夫し、バットを振るような動きを取り入れたという。得点時に流す10曲目の「パラダイス銀河」はこの日集まった部員20人で踊った。

 2019年夏の甲子園で踊った松山さんは「部で直接応援に行くのは甲子園だけで、私たちにとっても特別な場所。動画を見て持ち前の粘り強さを発揮してほしい」と優勝を期待していた。

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