帰省できない人らにも好評の「8番らーめん」カップ麺=8月17日、福井県福井市

 北陸の“ソウルフード”、「8番らーめん」のカップ麺が8月、全国各地のローソンで発売された。新型コロナウイルスの感染拡大が収まらず帰省しづらい日々が続く中、会員制交流サイト(SNS)上では思い出の味を懐かしむ投稿が相次いでいる。

 店舗は1967年に石川県加賀市の国道8号沿いに1号店がオープンし、翌68年に福井県で初出店した。現在は県内28店舗を含めて北陸を中心に国内118店、海外140店を構える。

 ハチバン(本社石川県金沢市)によると、コロナ禍で帰省できない人や来店を控えている人に「笑顔と元気を届けたい」とカップ麺を企画。野菜ラーメンの中で一番人気の塩味を商品化した。

 おなじみの太麺と野菜にこだわるほか、「8」とデザインされたかまぼこ「ハチカマ」をトッピングしている。青色のパッケージは、店舗で使用している青色の丼をイメージしたという。

⇒【写真】「ハチカマ」もトッピングされたカップ麺の中身

 8月3日に発売されると、ツイッターには「望郷の念にかられてました」「1年半帰省できてない中、大好きな8番の塩ラーメンが食べられて嬉しい」などと喜びの声が相次いだ。

 話題は北陸出身者の周囲にも広がり、売り切れの店も出ている。商品を求めて「4軒はしごした」との投稿も見られ、担当者は「予想以上の反響」と驚く。

 同社によると、計28万個製造しており、売り切れ次第販売を終了する。税込み228円。