医療用眼鏡を改良して完成したスギモトデザインスタジオのサングラス。手前はインナーフレームを装着

 眼鏡企画販売のスギモトデザインスタジオ(福井県坂井市丸岡町一本田中、杉本早見代表)はこのほど、医療従事者用の放射線防護眼鏡を改良しサングラスを開発、商品化した。放射線を防ぐ重いレンズを安定して支える構造を生かし、スポーツ用途など幅広く利用できるとしている。

 杉本代表(55)は2019年、放射線から医療従事者の目を守るための眼鏡を開発。「掛け心地がよく、格好もよい。改良してサングラスにできないか」と試作を重ねてきた。
 完成したサングラス「5G EGIS」は、フロントは御影石のような質感の特殊樹脂を使用し、迷彩柄を装飾。ステンレスのテンプル(つるの部分)には、こめかみを押さえる樹脂パッドを配置。鼻、こめかみ、耳の左右計6点で眼鏡を支え、鼻や耳への圧迫感を軽減しつつずれないようになっている。フロントパーツが顔と密着し、雨風や虫、飛まつなどが入らないデザインになっている。

 レンズは偏光、グラデーション、クリアの3種類。価格は税込みで3万800~3万9600円。また、眼鏡を掛けている人向けに、内側に度付きレンズが付けられるインナーフレームを磁石で簡単に取り外しできるようにした。インナーフレームは3300円。

 発売時期は未定だが、30日までクラウドファンディングサイトで割引販売している。杉本代表は「もともと放射線防護用の鉛入りの重いガラスレンズでもずれないつくり。スキーや自転車、ロッククライミングなどのスポーツ用、ドライブ用などに使ってもらえたら」と話している。同社=電話0776(60)1660。