関西電力は8月7日、高浜、美浜原発に勤務する協力会社の12人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。うち10人が感染しクラスターが発生した高浜原発では、接触の可能性がある協力会社の674人を自宅待機とし、検査を進めている。高浜3号機で進めていた追加の安全対策工事は一時中断する。再開時期は未定。高浜3、4号機と美浜3号機の営業運転に影響はないという。

 関電によると、高浜原発で感染が確認されたのは、協力会社5社に勤める福井県敦賀市の50~60代の男性3人と、京都府舞鶴市の20~30代の男性7人。3号機の追加の安全対策工事で建屋内の火災感知器設置工事の足場を組む作業を担っていた。舞鶴市の7人は福井県の発表分に含まれていない。同原発のクラスターは計11人となった。

 関電は、同じ現場で働いていた13人と同じ事務棟にいた661人を6日から自宅待機とした。原発運転員との接触はないという。

 美浜原発で感染が確認されたのは廃炉業務担当の敦賀市の60代男性と警備業務の同市の40代男性の2人。警備業務関連のクラスターは8人となった。

 関電によると、自社原発で明らかになった感染者は7月29日以降、これで25人となった。