JR小浜線、越美北線のダイヤ見直し概要

 JR西日本金沢支社は7月28日、2021年秋のダイヤ見直しの概要を発表した。小浜線は敦賀―小浜間で平日6本、休日は4本減便となり、小浜―東舞鶴間は全日4本減る。越美北線は福井―越前大野間で3本減る。減便数は先に福井県内の沿線自治体に示した改正案と同じだが、地元の意見を踏まえ、一部で時刻を修正した。10月2日に実施する。現時点で来春のダイヤ改正でさらなる減便は考えていないとした。⇒改正後のダイヤを見る

 JR西は今後も沿線自治体と協議を続け、最終的なダイヤは9月21日発売予定の「JR時刻表10月号」などで周知する。

 減便対象は利用者が少ない早朝や夜間、昼間の時間帯の便。また、小浜線の上下2本、越美北線の上下2本は保守工事のため運転を取りやめる日を設ける。

 同支社によると、この20年間で小浜線の利用者は34%減り、越美北線は45%減少している。福井県福井市内で会見した同支社運輸課の尾高淳一担当課長は「コロナ禍で厳しい経営環境の中、利用状況と輸送力の乖離(かいり)を縮小したい」と減便に理解を求めた。その上で「利用状況に応じて適宜、ダイヤは見直し、利用者が増えれば増便や臨時列車を検討していく」と説明した。

 沿線自治体が観光振興に向けた積極的な協力を求めていることに関しては、自治体と協議の場を設ける考えを示し「具体的課題や情報を共有しながら、観光客の利用増加の取り組みを進めていきたい」と述べた。