福井県内の海開きしていない海水浴場などで8月1日、男性と女子児童が溺れ、相次いでドクターヘリで搬送された。2人にけがはなかった。

 敦賀海上保安部によると午前8時20分ごろ、南越前町河野の開設していない河野海水浴場で、友人と訪れた岐阜県の男性(36)が波打ち際から約10メートル沖で溺れた。居合わせた別グループの男性が救助すると意識がなかったが、さらに別のグループの看護師2人による心臓マッサージで回復し、その後搬送された。男性は缶チューハイ1本を飲んでいた。

 敦賀市常宮の海岸では、午後3時55分ごろ、家族や知人と訪れた市内の女子児童(9)が溺れ、知人が救助した。意識はあったものの、娘の状態を見た母親が119番した。海岸は海水浴場ではなく、当時、浮輪やライフジャケットは使っていなかったという。

 同保安部の担当者は、海開きしていない場所や飲酒後の遊泳は事故の危険性が高まるとし「救助体制が整った海水浴場で楽しんでほしい」と呼び掛けている。