住宅の敷地内に流れ込んだ草木や泥を取り除く川西中学校の生徒ら=7月31日、福井県福井市荒谷町

 7月29日朝の記録的大雨で被害を受けた福井県の福井市本郷地区で31日、地元の川西中学校の生徒や保護者らが泥出しなどのボランティア活動を行った。約50人が参加し、大粒の汗を拭いながら、家の中や敷地に流れ込んできた泥、草木などを取り除いた。

 午前7時半から2班に分かれ、同市荒谷町と八幡町で床上浸水した2軒の復旧作業に当たった。荒谷町の男性(78)の住宅では、敷地にたまった大量の草木や泥、廃材を一輪車などで運び出した。床下の泥もスコップで取り除いた。

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 八幡町で作業に励んだ男子生徒(15)は「ボランティアは初めての体験だった。暑かったし、歩くのも一苦労で大変だったけど、みんなで協力する大切さを学んだ」と話していた。

 両町の住民を代表し、荒谷町の男性(72)は「復旧作業を個人で対応する難しさを知った。協力していただき、助かりました」と生徒らに感謝した。