入場行進する見延和靖(中央)=7月23日、国立競技場

 第32回夏季オリンピック東京大会は23日夜、東京都新宿区の国立競技場で開会式が行われた。新型コロナウイルスの影響で史上初の1年延期となった大会は、開催都市、東京が緊急事態宣言下にある中で幕を開けた。

⇒【D刊】開会式の写真をもっと

⇒福井県勢の日程は?

 1964年東京大会以来、57年ぶり2度目の日本での夏季五輪には不参加となった北朝鮮を除く205カ国・地域と難民選手団を合わせ約1万1千人の選手が参加。8月8日までの17日間で、史上最多の33競技、339種目を実施する

 日本オリンピック委員会によると、福井県勢はフェンシング男子の見延和靖(武生商高出身、ネクサス)とホッケー女子の野村香奈(丹生高出身、南都銀行)、ハンドボール女子の石立真悠子(福井市明倫中出身、三重バイオレットアイリス)の3人が入場行進。

 前回のリオデジャネイロ五輪は補欠で出場機会のなかった野村は「一生に一度のこと。すごく楽しみ」と開会式を迎えた。「テレビやネットの向こうでたくさんの人が応援してくれている。胸を張って歩きたい」と、思いを語った。

 34歳の石立は度重なるけがを越え代表の切符をつかんだ。「感謝の気持ちでいっぱい。これから(大会で)起こることの一瞬一瞬を楽しみたい」。見延はフェンシング男子勢らと行進。気持ちを高ぶらせた。

⇒過去最多17人の県勢、躍進のワケ

⇒【D刊】出場までの歩みを振り返る連載「不屈のキセキ」