焼き鳥の名門「秋吉」はもはや福井県の観光名所だという持論【ゆるパブ】

高校卒業後に福井を出て、10年以上ぶりに帰ってきた需要のあるニートです。僕は福井を離れたこの期間の中で、福井にしかない「他との違い」に気づきました。その中で特に、福井県民にはなじみ深い、「やきとりの名門 秋吉」の「他との違い」が観光名所になり得るのではないかと思い、この記事を書いています。

◯秋吉の「他との違い」とは

秋吉では、他とは違うポイントが3つあります。まず1つ目は、皿がないこと。普通なら焼き鳥を注文すると、皿に数本盛られて運ばれてきます。
しかし、秋吉は違います。
秋吉では焼き鳥を注文すると、テーブルやカウンターに備え付けられた鉄板に、店員さんが焼き鳥を乗せてくれるのです。このおかげで複数で来たときでも、腕を伸ばす必要がありません。また、テーブルに積み重なる皿の圧迫感もなくなり、心地のいい食事ができます。

2つ目は、5本単位の注文です。
秋吉では、
「串10、純けい20、タン10」
こんな感じで注文します。

どの焼き鳥も一口サイズで食べやすいので、5本単位で注文できるのです。竹串入れを何個使ったか、どれだけの本数を食べたかが、かたりぐさとなるのは秋吉ならではですね。

3つ目は、呼び名が「社長」「お嬢さん」
初めてだと、誰のこと言っているのか分からないかもしれませんが、あなたのことを言っています!こう言ってもらえるのも他の店ではありえません。一種のエンタメと捉えてもらっていいでしょう。

◯今のところ感動100%

僕の経験上、県外の友だちに紹介して一番喜ばれるお店は秋吉です。福井県に”美味しい”はたくさんありますが、同じように県外にも”美味しい”はたくさんあります。

つまり、ただ美味しいだけでは差別化はできないのです。正直、美味しいものはみんな食べ尽くしています。なので、紹介するなら美味しいではなく、他との違いがある秋吉の方が楽しいし思い出に残るのでオススメです。いまでは、友だちが来る度に秋吉に行っています。

◯観光名所は1ヶ所じゃなくていい

福井県の観光名所といえば、東尋坊、永平寺、恐竜博物館ではないでしょうか。これら3つは嶺北地方にしかないので、嶺南地方に住んでる方からすると案内しづらいですよね。

もし、秋吉が観光名所になれば、福井県全域に観光名所が点在することになります。いつでも、どこでも、誰でも案内できる場所は他には類を見ないので、福井のPRにはもってこいではないでしょうか。

◯観光名所は誰が決めてもいい

観光名所って、そもそも誰が決めたのでしょうか。県のお偉いさん?旅系雑誌の方々?
実際に訪れる方にとってはどうでもいいことのように思います。つまり、僕が決めてもいいし、もちろんあなたでもいいし。

福井を離れていたからこそ気づいた秋吉の「他との違い」。僕は十分に観光名所になると確信しています。また、今回はじめて秋吉の「他との違い」に気づいてくれた方もいるでしょう。観光名所はたくさんあった方が、いろんな人に共感を得られます。新しい観光名所をつくって福井をさらに盛り上げていきませんか?

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この記事は、ゆるパブと福井新聞社が開いた「コラムニスト養成講座」参加者が執筆したコラムです。コラムに対するみなさんのコメントや「私もコラムを書きたい」という声はFacebookで受け付けています。

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【ゆるパブコラム】福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。ゆるパブメンバーを中心に執筆中。