栗原陵矢選手の飛躍を願うお好み焼き店「大阪風月亭」の上本店長(左)と、旧春江工業高校野球部OBの(右から)西さん、濱出さん、宮脇さん=7月19日、福井県坂井市春江町江留上新町

 開幕が7月23日に迫る東京五輪。福井県勢の躍動を、選手となじみが深い地元の飲食店も心待ちにしている。成長を陰ながら見守ってきた店主らは「自分らしく輝いて」と温かいエールを送る。

 野球日本代表の栗原陵矢選手(ソフトバンク)は旧春江工業高校時代、学校近くのお好み焼き店「大阪風月亭」によく立ち寄った。練習後に「豚玉」を平らげ自主トレーニングへと戻る。パワーの源だった。

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 店長の上本淳さんは、丸刈りだった当時を覚えている。店の前を通り掛かれば礼儀正しくあいさつし、店舗関係者の孫にキャッチボールを教えてくれたことも。プロ野球ではひいきの阪神に次いでソフトバンクを推し、栗原選手の成績チェックを欠かさない。「これからの選手。五輪を飛躍の糧にしてほしい」

 同学年の濱出翔太さん(25)、西啓太さん(25)、宮脇信吾さん(24)はかつて栗原選手と鉄板を囲み、2年春の選抜大会に続く甲子園出場への夢を語り合った。素直で頼れる主将だった。「ドラフト、日本シリーズMVP、侍ジャパン。驚かされてばかりです」と幼なじみの西さん。大舞台を楽しむ姿をテレビの前で待っている。