JR小浜線と越美北線のダイヤ見直し概要

 10月のダイヤ改正に合わせ、JR西日本が小浜線、越美北線の減便案を沿線自治体に伝えていたことが7月20日、関係者への取材で分かった。利用者が少ない早朝や夜間、昼間の時間帯で小浜線は敦賀―小浜間、小浜―東舞鶴間で計10本、越美北線は福井―越前大野間で3本削減される見通し。削減率は2割程度になる。JR西は21日に沿線自治体との意見交換会を開き、今月中にダイヤ案を公表する見込み。

 見直し案では、小浜線は敦賀―小浜間の上下30本のうち早朝・夜間などで2本、昼間4本の計6本が減る。小浜―東舞鶴間は上下26本のうち早朝・夜間などで2本、昼間2本の計4本が減便される。

 越美北線は、福井―越前大野間で上下18本のうち早朝・夜間などで2本、昼間1本の計3本が減る。越前大野―九頭竜湖間は現行の9本から変わらない。

 このほか運転時刻を一部変更する。昼間の保守工事を導入し、その日は一部で運転を取りやめる方針。

 福井県の杉本達治知事は16日、JR西の長谷川一明社長に運行本数の維持とともに、地元に丁寧かつ十分に説明するよう求めた。北陸新幹線敦賀開業に向けて観光誘客に連携して取り組むことも要望している。

 JR西は5月、新型コロナウイルス禍の厳しい経営環境を踏まえ、管内の在来線130本程度の運行を10月から取りやめたり、区間を短縮したりする方針を発表した。