東京五輪に出場する福井市ゆかりの選手がラッピングされた福井鉄道の車両=7月18日、福井県福井市大手3丁目

 7月23日に開幕する東京五輪に出場するプロ野球の吉田正尚選手やバレーボールの清水邦広選手ら、福井県福井市ゆかり6選手の大型全身写真をラッピングした福井鉄道の車両が18日お目見えした。11月末まで走行する。異例の無観客五輪となるが、古里福井から、熱いエールを送り続ける。

 写真はほかに自転車の脇本雄太、プロ野球の栗原陵矢、トライアスロンの岸本新菜、ハンドボールの石立真悠子の各選手。3両編成の電車で、1両ごとに1人ずつ左右に張り付けられている。

 写真は縦約3メートル。歯を食いしばってペダルをこぐ姿や、スパイクを打つために高くジャンプしている姿など、迫力あるプレー写真が、電車を包んでいる。

 福井市の田原町駅の多目的待合所「田原町ミューズ」で行われた出発式では、東村新一市長が「市民に夢や希望を与えてくれる選手たちをオール福井市で応援していきましょう」とあいさつ。吉田選手が所属していた麻生津ヤンキーススポーツ少年団主将の男子児童(11)は「豪快なホームランが見たいです」と、開幕が待ちきれない様子だった。

 8月中旬からのパラリンピック前には、マラソン代表の西島美保子さん(同市)の写真が追加される予定。