かき氷が恋しい季節となり、シロップ作りも最盛期を迎えている=福井県福井市南四ツ居2丁目の久保田製菓

 夏の風物詩、かき氷に欠かせないカラフルなシロップ作りが、福井県福井市内の菓子店でピークを迎えている。

 創業約70年の久保田製菓=福井市南四ツ居2丁目=は、レモンやイチゴ、メロンなど5種類のシロップを作っている。約50年前の生産開始当初から変わらぬ味が親しまれている。

 7月中旬から8月中旬を中心に、5~9月に業務用の1.8リットル入り容器で約2100本分を生産する。家庭で手軽に楽しんでもらおうと、10年前から260ミリリットル入りも扱っている。

 7月13日は、従業員3人が午前8時から作業を始め、水あめやグラニュー糖などを混ぜたシロップを手際よく容器に詰めていった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、祭りやイベントの屋台など業務用の需要が落ち込む一方、家庭向けは人気が高まっているという。久保田晃仁社長(37)は「家族でかき氷を作り、好きなシロップで楽しんで」と話していた。