ふく育パスポートの仕組み

 子育てを後押ししようと福井県は10月から、全ての子育て世帯と妊婦が店で割引や特典を受けられるスマートフォン向け「ふく育パスポート」を発行する。それに先立ち、優待サービスを提供する「ふく育応援団」となる店や企業などを7月16日から募集する。2024年までにパスポート発行3万2千世帯、応援団2千事業所を目指す。県子ども家庭課は「社会全体で妊娠、出産、子育てを応援する機運を高めたい」としている。

 県はこれまで、子どもが3人以上いる世帯を対象に「すまいるFカード」事業を進め、約1万3千世帯が登録している。10月から「ふく育」事業に一新し、対象を拡充する。福井新聞社は県と子育て支援の協定を3月に結んでおり事務局を運営、連携する。

 ふく育パスポートは18歳未満の子どもがいる全世帯や妊婦が対象で、スマホでパスポートを提示すれば優待サービスを受けられる仕組み。小売店や飲食店、レジャー施設、美容室、公共施設などでの割引やポイント付与、景品提供、イベント優先招待などを想定している。「割引・優待型」だけでなく、授乳やおむつ替えスペースなどを設ける「配慮・応援型」の施設や店も応援団に登録できる。

 応援団への登録申請は無料で「ふく育ポータルサイト」からできる。サイトには今後、協賛店舗や子育てに関する情報を掲載する。

 子育て世帯や妊婦は9月以降にパスポートの登録を申請でき、10月以降、利用可能になる。3人以上の子育て世帯にはさらにお得な「プレミアムパスポート」も設ける予定。

 問い合わせは福井新聞社営業企画局内ふく育事務局=電話0776(57)5152(平日のみ)。