2億年前の太古の海には、大型の魚竜類が悠々と泳ぎ回っていた。その中でも「史上最大の魚竜類」といわれるのが、シャスタサウルス類のショニサウルス・シカニエンシスだ。全長約4メートルもある頭部の復元模型がお目見えする。

 元になった化石は、カナダ・ブリティッシュコロンビア州の約2億1700万年前(三畳紀後期)の地層から発見された。体の全長は21メートルに及ぶと推定されている。頭部は平らにつぶれた状態で見つかっており、それを立体的に復元した。

 同種の魚竜類は歯が子どものころにしかないか、元々ないという。はっきりと分かっていないが、小さな魚やプランクトンを丸のみしていたと考えられているそうだ。

 目が発達しているのも特徴の一つ。目玉は、同じくらいの大きさの円盤状の骨「強膜輪(きょうまくりん)」で支えられていたという。「強膜輪」も復元されており、その大きさが体感できる。

⇒「海竜~恐竜時代の海の猛者たち~」HP

  ×  ×  ×

 福井県立恐竜博物館(勝山市)の特別展「海竜~恐竜時代の海の猛者たち~」(同博物館、福井新聞社主催)が7月16日に始まる。絶滅した海生爬虫(はちゅう)類に焦点を当てた同館初の企画で、展示標本の一部を開幕に先駆けて紹介する。