供給が滞っているファイザー社の新型コロナウイルスワクチン

 米ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンの7月分の供給量が福井県内市町の希望数に達していない状況について、杉本達治知事は7月7日、「10月までには県内に(必要量が)確実に入ってくる」と述べた。その上で、10月末までに希望する県民の接種を終えるとした福井県の目標は達成できるとの認識をあらためて示した。

 市町が実施する集団・個別接種用のファイザー社製について、国は7月5日までに7月前半分76箱(1箱=1170回分)、同後半分62箱の配分を福井県に通知。市町の希望量に対して前半は6割、後半は2割程度にとどまり、複数の市町で新規予約を一時停止、制限する動きが広がっている。

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 杉本知事は国に確認した結果として「全国民1億1千万人分が9月までに国内に入り、10月中には地方に届けられる国のスケジュールは一切変わっていない。順調だ」と強調。市町の予約制限の動きは「国が(接種を)急いで巡航速度を超えた結果」として一時的な不足との見方を示した。

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 河野太郎行政改革担当相は7月6日の会見で、8、9月は7月分と同程度の1万箱を2週間ごとに全国に供給すると発表。杉本知事は9月まで供給ペースが崩れなければ「結果として我々が求めている数は入ってくる」とした。