関西電力は7月4日午後2時45分、調整運転中の美浜原発3号機(加圧水型軽水炉、出力82・6万キロワット)が原子炉熱出力を100%に保つ「定格熱出力一定運転」に入り、フル稼働になったと発表した。27日に原子力規制庁の最終検査を終えて営業運転を開始する予定。

 タービン動補助給水ポンプ入り口にある差圧計の不具合による影響で、当初3日を予定していた定格熱出力一定運転は1日遅れたが、営業運転開始の工程に影響はないとしている。

 美浜3号機は6月23日に再稼働し、東京電力福島第1原発事故後では国内初となる40年超運転に入っている。テロ対策施設が設置期限までに完成しないため、10月23日に運転停止するとしている。