リニューアルしたスコアボード=福井県敦賀市総合運動公園野球場

 球都・敦賀の“顔”とも言える福井県敦賀市総合運動公園野球場のスコアボード改修工事が間もなく終了する。20年ぶりのリニューアルで、発光ダイオード(LED)で見やすくなった上、球速や球数表示が新たに加わった。球児や観戦する野球ファンの満足度向上につながりそうだ。

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 同野球場は1987年8月にオープン。2001年4月に一部人工芝や柔らかいラバーフェンス導入とともに、プレート交換式から磁気反転スコアボードとなった。高校野球では春秋の北信越地区県大会や、夏の全国選手権福井大会の会場として利用されてきたが、19年夏、20年夏の大会で選手やチーム名が表示されないなどの不具合が発生。市が昨年12月に補正予算を計上し、1月下旬からリニューアル工事を進めていた。

 総事業費は約9722万円。当初は8月下旬の完成予定だったが「施工業者による綿密な工程管理」(市担当者)などにより、約2カ月の工期短縮で7月からの夏の全国高校野球選手権福井大会に間に合った。

 新スコアボードは幅27メートル、縦7・5メートル。グラウンドからボード最上部までは18メートルある。磁気反転式では白黒だったが、LEDにより視認性の向上とともに、カラーも多用できるようになった。

 こけら落としは7月10、11日の夏の全国高校野球選手権福井大会1、2回戦。17、18日には野球の独立リーグ、ルートインBCリーグの福井ワイルドラプターズの試合も控えている。今後、学童野球や中学総合体育大会の軟式野球、還暦野球などで活用される。