福井県勢の東京五輪代表選手

 福井県勢の東京五輪候補選手は、6月27日の陸上の日本選手権を最後に全ての選考が終わり、11競技で過去最多17人が代表に決まった。開催国枠のある団体競技が多くあり、代表争いを勝ち抜いたことが躍進の要因となった。複数のメダルを狙える重厚な布陣だ。

 これまでの最多は2016年リオデジャネイロ大会の9人だった。17人の内訳は男子8人、女子9人。初出場は10人で、18年の福井国体を機に県勢となった選手が躍進した。

 競技別ではフェンシングとホッケーの各3人が最多。フェンシングは、いずれも武生商業高校出身で男子エペの見延和靖(33)=2大会連続=と女子エペの佐藤希望(34)=3大会連続、女子サーブルの青木千佳(31)=2大会連続。ホッケーは男子でMF三谷元騎(31)とFW渡辺晃大(24)、女子はFW野村香奈(31)が代表入り。いずれも丹生高校出身で初選出。

 ほかの団体競技では野球の吉田正尚(27)=敦賀気比高校出身=と栗原陵矢(24)=旧春江工高校出身=がともに外野手で初の代表入り。バレーボール男子の清水邦広(34)=福井工大福井高出身=は08年北京五輪以来2度目の出場となる。ハンドボール女子の石立真悠子(34)=福井市明倫中学校出身=は初出場。

 個人種目のメダル候補は、自転車男子ケイリンの脇本雄太(32)=科学技術高校出身、2大会連続=とバドミントン女子シングルスの山口茜(24)=勝山高校出身、同=が筆頭だ。ビーチバレー女子は村上めぐみ(35)=福井商業高校出身=が初の切符をつかんだ。

⇒福井出身アスリートの五輪にかける思い

 ボート軽量級ダブルスカル女子の冨田千愛(ちあき)(27)=県スポーツ協会=は同じペアで2大会連続の出場。カヌースプリント女子の桐明輝子(24)=同=はカナディアンのペア、シングル種目で初めて臨む。陸上男子110メートル障害で前日本記録保持者の金井大旺(25)=福井陸協登録、ミズノ=が、トライアスロン女子で岸本新菜(25)=県スポーツ協会・稲毛インター=が初の代表入りを決めた。