福井新聞社や福井銀行などが連携する副業求人情報サイト「ふくショク」

 福井新聞社と福井銀行、みらいワークス(東京都)は7月5日から、副業人材マッチングサービス「ふくショク」を始める。副業解禁の動きが広がりつつある中、副業希望の都市部の人材と福井県内企業をつなぎ、企業の持続的な成長を後押しするのが狙い。

 副業をめぐっては国は昨年9月、副業の際の労働時間管理などの注意点をまとめたガイドラインを改定。経団連も「労働意欲を高め生産性向上につながる」と推進姿勢を示し、副業を推奨、容認する大手企業も出始めている。

 新型コロナウイルス禍で、各企業では販路拡大やデジタル化など経営課題が顕在化している。福井新聞社と福井銀行は新たな支援の形として、東京など都市部の副業希望者6千人以上が登録するサイトを運営する「みらいワークス」と連携し、サービスを提供することにした。

 県内企業の副業求人情報を福井新聞のホームページと、みらいワークスのサイトに掲載。連携3者は求人掲載からマッチングまでをトータルサポートする。都市部で働く人材の知見やノウハウを活用し、新商品開発やECサイトといった販路手段の開拓、業務改善などにつなげていく。今後は副業人材活用セミナーも開いていく予定。

 副業人材を呼び込むことで、福井と関わる「関係人口」を増やしていくことも視野に入れる。福井銀行の担当者は「3者それぞれの特長を生かし、人材のつなぎ手として企業の課題解決をサポートしていきたい」と話している。