感染対策としてマスク着用の有効性を強調する岩崎教授=6月12日、福井県福井市の福井県生活学習館

 福井大学医学部附属病院感染制御部の岩崎博道教授の講演会が6月12日、福井県福井市の県生活学習館で開かれた。「他人に感染させないという意味で、マスクは絶大な効果を発揮する」と語り、最大の感染対策として会話時のマスク着用の徹底を促した。

 講演会は福井ライフ・アカデミーの講座の一環。映像配信による視聴者を含め、約140人が聴講した。

 岩崎教授は「飛沫(ひまつ)以外の大きな感染源は自分の手」と話し、マスク着用と合わせてこまめな手洗いを呼び掛けた。マスクに触れる頻度が増える可能性があることから「2重マスクはあまり意味がない」と指摘した。

 ワクチン接種については、打たない場合と比べて発症率を95%減らせるというファイザー製ワクチンのデータを紹介。「接種が進めばマスク生活が遠ざかる」と述べた。