福井県6月補正予算案の主な事業

 福井県の杉本達治知事は6月11日の定例会見で、希望する県民すべての新型コロナウイルスワクチン接種を10月末までに完了する目標を明らかにした。同日発表した2021年度6月補正予算案には、接種回数の多い医療機関への財政支援や集団接種会場の増設など20億円の体制強化事業を盛り込み、接種を加速させる。

 杉本知事は接種完了までのスケジュールに関し「具体的な積み上げはできていない」としながらも「今、一生懸命スピードアップしている。10月末を目標とし、市町と相談しながら2回目の接種が終われるようにしたい」と述べた。65歳以上の高齢者接種は7月中に完了する見通しを改めて示した。

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 補正予算案については「コロナ対策の最も重要な肝であるワクチン接種の促進に力を入れる」と説明した。国の制度に基づき、一定の回数以上の接種を行った医療機関に支援金を支払う。例えば週100回以上なら1回2千円、週150回以上なら1回3千円とし、県の独自支援として週50~99回には1回500円を支給し、個別接種の拡大と促進を図る。

 福井市内に2カ所設置する集団接種会場については、7月中旬以降に増設する方針。場所は嶺南を含め検討している。接種会場への交通費補助を行う市町に対する補助金も盛った。

 また福井大学、福井工業大学、仁愛大学、福井県立大学、仁愛女子短期大学で6月21日以降に順次始まるワクチン接種の日程を発表。県が調整役となり、2回目を7月中に終える見通しを明らかにした。