フルーツサンドが単価底上げに貢献していると話すジョルノの打方店長=福井県福井市中央1丁目

 たっぷりの生クリーム、ジューシーな果実の組み合わせが魅力のフルーツサンド。スイーツ店で新たに取り扱いを始めるなど、福井県内で人気がじわりと広がっている。

 旬のフルーツを使ったカクテルを提供するバー「ジョルノ」(福井市順化1丁目)は2020年3月、カフェ&バーの2号店を福井駅西口近くにオープン。新型コロナウイルス禍で売り上げに悩む中、今年2月からフルーツサンドを販売。メロン、バナナ、パインなど季節のフルーツサンドは、SNSや口コミにより人気商品に。打方大貴店長は「店内飲食に加え、持ち帰りも増え、単価の底上げにつながっている。県内のブームはまだまだこれから」と手応えを感じている。

 JR福井駅のプリズム福井には、果物専門店「高井屋」(本社福井市)がプロデュースするフルーツサンド販売店「スローベリィプリズム福井店」が昨年12月から営業を始めた。フルーツケーキサンドの名称でシャインマスカット、チョコバナナなどをそろえ、土日曜には行列ができる。

⇒【写真】人気の秘訣は美しい断面

  フルーツケーキサンドは3年前から催事で人気となり手応えを感じていたという。客1人当たり平均3個の購入があり、果物をそのまま売るより利益は大きい。高井信幸社長は「大々的な宣伝はしてこなかったが、完売が続き人気を実感している。一過性のブームとして飽きられないよう、常に喜ばれる味を追求していきたい」と話している。