福井県の杉本達治知事と2ショット。知事からミッションを言い渡されたのだが…

 ある日、僕は福井県知事からミッションを与えられた。
「若者がチャレンジできる“ワクワクドキドキ”する福井県にせよ!」
 そのミッションのため、僕は県庁で特例の30代課長となった…!

【徹底現場主義で100人に会おう!】

 ワクワクドキドキってなんだ?そもそも僕は37歳だけど若者なのか?
 考えていても仕方ないと思い、まずは100人のワクワクドキドキしそうな人に話を聞こうと決めました。特命の役職「チャレンジ応援ディレクター(COD)」就任から約2か月、ようやく80人に会ったところで、ふと気付いた。あれ?一番会いたい若者世代の20代が19人しかいないぞ!?

【面白い福井人をめぐる冒険】

 そもそも100人と会うのが難しい。ただ会えばいいんじゃなくて、ワクワクドキドキするような面白い人がいい。僕はまず、周りの人に「面白い福井人を教えて!」と聞き、出会った人にオススメの福井人を紹介してもらう「笑っていいとも」形式で出会っていきました。
 すると、会う人みんなが福井県の事が好きで、それぞれのアプローチで福井県のために動いている…!この人たちを繋いでいけば、ワクワクドキドキする福井県になるんじゃないのか。いや、絶対に面白い!僕がすべきはこの面白い人たちを繋ぎ合わせることだ!

【どこにいるんだ、元気な20代】

 しかし、ここで例の壁にぶち当たるのです。20代がいない。特に22歳~29歳がいない!なぜだ、どこにいるんだ、元気な20代?!

【第3の居場所(サードプレイス)の必要性】

 自分が20代の頃の事を思い出してみると、社会人になり、初めての仕事を覚えることに精一杯で仕事以外の活動って出来ていなかったなぁと思い出しました。そして、家と職場の往復で随分と疲れていたなとも。そういう20代の若者は福井県にも多いんじゃないでしょうか。
 僕が出会ったワクワクドキドキ系福井人たちは本当に楽しそうに自分の活動の話をします。いや、絶対に忙しいでしょ?と思う人でも疲れを見せない。疲れているように見えない。なぜなら、それが楽しいから。好きだから。
 家と職場の往復だけじゃない「第3の居場所(サードプレイス)」があることで、人生そのものを楽しんでいるという人が多かった。そして、そのサードプレイスそのものが自分の本来の仕事へのモチベーションにも繋がっているように感じました。

【真の幸福度日本一へ】

 福井県は幸福度日本一。僕は大学時代に首都圏に4年間住んでみて、本当に福井県は住みやすい県だと感じています。じゃあ福井県に住んでいる人は本当の意味でみんな、幸せなのか?
 福井県を真の幸福度日本一となる“ワクワクドキドキ”する県へ。そのカギはサードプレイスの創出にあるのでは?と思っています。福井県の20代のみなさーん!まずは「好き」なものから地域活動に飛び込んでみませんか?そこには思いがけない“ワクワクドキドキ”が待っているかもしれませんよ!

福井県地域戦略部県民活躍課
チャレンジ応援ディレクター(COD) 
寺井優介

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この記事は、ゆるパブと福井新聞社が開いた「コラムニスト養成講座」参加者が執筆したコラムです。コラムに対するみなさんのコメントや「私もコラムを書きたい」という声はFacebookで受け付けています。

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【ゆるパブコラム】福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。ゆるパブメンバーを中心に執筆中。