福井県内17市町の64歳以下のコロナワクチン接種スケジュール

 64歳以下に対する新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、福井県内の12市町が優先順位を設けた上で7月中に集団接種を開始する準備を進めていることが6月3日、福井新聞の取材で分かった。早い自治体では7月初旬にも始まる見通し。接種券については15市町が6月中の発送開始を決めている。越前、高浜両町は12~15歳にも送る。 ⇒【関連】福井県内のワクチン接種情報一覧

 集団接種は、国が優先対象とした「基礎疾患のある人」「高齢者施設の従事者」「60~64歳」を優先する自治体がほとんど。「40~64歳」(あわら市)や「幼稚園や小中学校の教職員」(南越前町)といった独自の優先枠を設ける市町もある。

 開始時期は11市町が7月中と回答。福井市は6月下旬~7月上旬に「60~64歳」に接種券が届き次第、予約を受け付けて集団・個別接種を進める。

 接種券について坂井市と大野市は、基礎疾患のある人ら優先する対象者数を把握した上で発送する方針。発送の手順は、年代や基礎疾患の有無などで区分けする段階的な発送と、一斉発送に対応が分かれた。

 12~15歳については、厚生労働省の専門分科会が5月末に米ファイザー製の接種を了承。基本的に64歳以下の一般接種に組み込まれるが、運用は市町村の判断に委ねられており、越前、高浜両町は県内で先駆けて接種スケジュールの中に明示した形。

 接種券の発送時期について、厚労省は基礎疾患のある人も含めた「対象者全体」に対し、「標準的には6月中旬をめど」に発送するよう求めている。企業や大学での接種も可能とする方針も示され、厚労省はさらに接種券発送の前倒しを促す構えを見せている。集団接種の開始時期を含めて県内市町のスケジュールが変更される可能性がある。