聖火を掲げて笑顔を見せる最終走者の津田寛治さん=5月30日午後7時半ごろ、福井県の福井市中央公園

 福井県内での東京五輪聖火リレーは最終日の5月30日、越前市から福井市まで嶺北地域8市町(総走行距離14・9キロ)を90人のランナーがつなぎ、全日程を終えた。2日間で計181人が全17市町(同32キロ)を走り継ぎ、五輪の象徴を石川県に引き継いだ。

 最終日は午前7時40分ごろ、越前市武生中央公園多目的グラウンドからスタート。ロンドン大会から3大会連続の五輪代表に決まったフェンシングの佐藤希望選手(34)=同市出身=が、この日の第1走者を務めた。

 池田町、大野市、勝山市、永平寺町、あわら市、坂井市の順で回り、大本山永平寺近くや、あわら温泉街、丸岡城周辺などを駆けた。福井市では、最終走者を担った俳優津田寛治さん(55)=同市出身=がゴール地点の福井市中央公園で聖火皿に火をともした。

 県内の聖火リレーは、新型コロナウイルス対策を取った上で2日間とも公道で行われた。好天もあり、沿道に多くの観客が詰め掛けた場所も見られた。福井県実行委員会事務局は運営上のトラブルや遅延などはなかったとした。

 聖火は全国を回り、7月23日の五輪開会式で国立競技場(東京)にともされる。