児童に200冊以上の本を無償配布するイベントを企画するアクシュの担当者=福井県福井市のエルパ

 福井県福井市のエルパで本のセレクトショップなどを展開する「AKUSHU BOOK&BASE」(アクシュ)は、子どもたちが本に触れる機会を増やそうと、小学生に無償で絵本など200冊以上を配るイベントを7月に企画している。福井新聞社と福井銀行、レディーフォーによるクラウドファンディングサービス「ミラカナ」で運営資金を募っている。

 アクシュは2020年11月にオープン。顧客やスタッフが選んだお薦め本の販売や、本を通じた会員制コミュニティーの運営、絵本読み聞かせなどを行っている。

 イベントは、スマートフォンやゲームなどの普及により、子どもたちが本に触れる機会が少なくなる中、読書で得られる発見や知識、学ぶことの楽しさを伝える目的で企画した。児童の夏休みの読書感想文にも役立ててもらう。

 7月17、18日にエルパ2階エルパホールで開き、児童の来場を条件に1家族へ1冊無償配布する予定。小学低学年、中学年、高学年向けに、それぞれ絵本や児童文学、小説、図鑑など5冊を用意。児童が選びやすいように「ドキドキ」「ワクワク」「ニコニコ」などのテーマを設定する。

 イベント後は感想などを募集する取り組みも検討している。アクシュ共同代表の一人、「akeru(アケル)」(福井市)の大連達揮社長は「未来ある子どもたちに読書文化を引き継ぐイベントにしたい。読書感想文にどんな本を選ぼうか、と考える親子は気軽に訪れてほしい」と話している。

 クラウドファンディングの目標額は100万円で、募集締め切りは6月13日。支援者への返礼(リターン)として、参加した児童のお礼メッセージの動画送付や、アクシュのオリジナルギフトなど5種類を用意している。