スマートフォンにSMS(ショートメッセージサービス)のメッセージを送りつけ、個人情報を盗もうとする「スミッシング」が横行している。福井県警には2021年、宅配業者を装ったスミッシングに関する相談が64件(5月15日時点)寄せられており、注意を呼び掛けている。

 福井県警生活環境課によると、相談があった手口はいずれも「荷物のお届けに上がりましたが不在のため持ち帰りました」などとメッセージを送りつけ、本文中のURLをタップするよう誘導する。iPhone(アイフォーン)ではIDやパスワードの入力画面、アンドロイド端末ではアプリやウイルスのインストール画面に移り変わり、指示に従った場合、アカウント情報などの個人情報を盗み取られる恐れがあるという。

 同課は「URLや添付文書をタップせずに、不安があれば警察に相談してほしい」とし、県警のホームページやツイッターなどで注意を呼び掛けている。佐川急便など複数の配達業者も荷物の集配についてSMSによる案内を行うことはないとし、注意喚起している。