福井県高浜町沖合の定置網に入った235キロのシロカジキ=5月24日、同県小浜市川崎3丁目の小浜漁港

 福井県高浜町沖合の定置網に5月24日、重さ235キロのシロカジキが入った。県漁連小浜支所の加藤祐二支所長(57)は「このサイズは見たことがない」と話す大物。体長は約3・2メートル。鋭くとがった上あごは水揚げ時に切り取られていたが、もし残っていたら優に4メートルは超えていたとみられる。小浜市内の飲食店が競り落とし、早速その場で解体された。

 若狭高浜漁協が同町音海沖合に仕掛けた定置網に入った。この場所では2020年12月にも大物のクロマグロが漁獲されている。午前8時40分ごろ、上あごを切り取った状態で小浜漁港(同市川崎3丁目)に運び込まれ、市内の飲食店「お食事処かねまつ」が競り落とした。

⇒【写真】丸太ぐらい太いシロカジキの断面

 同店の担当者は「ごっついなぁ。刺し身500人分は取れる」と目を丸くし、その場で大型の出刃包丁やのこぎりを使って次々と解体した。加藤支所長は「今年は定置網が不漁。こいつが魚をいっぱい連れてきてくれるといい」と期待していた。