皆既月食の見え方

 2021年5月26日の夜、全国で皆既月食を観測できる。今回は月が地球に最も近づいた状態で起きるため、月が大きく見える「スーパームーン」の月食。午後6時45分から欠け始め、同8時9分には皆既食になる。

 ■観測できるのはいつ?

 月の上辺が地平線と一致する「月の出」の時刻以外は各地同じで、5月26日午後6時45分から欠け始め、同8時9分に皆既食となる。時間は約20分間。その後、欠けた部分が小さくなり、同9時53分に部分食が終わる。北海道西部や東北地方西部、西日本などでは、月が地平線の下にある時間帯から欠け始めるため、欠けた状態の月が昇る「月出帯食(げつしゅつたいしょく)」となる。

 ■今回は「スーパームーン」

 月は地球の周りを楕円軌道で回っているため、地球に近い時と、遠い時がある。5月26日は2021年で最も接近するタイミング。通常よりも大きく見える満月「スーパームーン」の月食を観察することができる。

 皆既中の午後8時14分に満月となり、地球との距離は約35万7千キロ。距離が最も離れる12月中旬の満月とは見かけの大きさが14%違い、約30%も明るくみえるそう。国内でスーパームーンの皆既月食が観測できるのは1997年9月以来。

 ■「月食」はどんな現象?

 月が暗くなったり、欠けたように見えたりする現象。地球と月は、太陽の光を反射して輝く天体で、地球とその周りを回る月、太陽がほぼ一直線に並び、月が地球の影に入ることによって起きる。月の一部だけが欠ける現象を「部分食」、月の全てが本影(太陽光がほぼ遮られた濃い影)に入り込む現象を「皆既食」と言う。皆既となった月は、赤黒い色「赤銅色(しゃくどういろ)」に見える。⇒【写真】皆既食時の満月を写真で見る

 ■5月26日の全国各地の天気予報は

 気象庁が発表している2021年5月26日の天気予報(5月24日午後6時発表)は下記の通り。福井地方気象台によると、福井県は晴れ時々曇りで降水確率は20%。最高気温は25度、最低気温が15度となっている。

釧路:曇り時々晴れ(降水確率30%)
旭川:曇後時々晴れ(降水確率20%)
札幌:曇り後時々晴れ(降水確率20%)
青森:晴れ一時雨(降水確率50%)
秋田:晴れ一時雨(降水確率50%)
仙台:晴れ時々曇り(降水確率20%)
新潟:曇一時雨(降水確率50%)
金沢:晴時々曇(降水確率20%)
東京:晴時々曇(降水確率10%)
宇都宮:晴時々曇(降水確率10%)
長野:晴時々曇(降水確率10%)
名古屋:晴時々曇(降水確率10%)
大阪:晴時々曇(降水確率20%)
高松:曇時々晴(降水確率20%)
松江:晴時々曇(降水確率20%)
広島:晴時々曇(降水確率20%)
高知:曇時々晴(降水確率30%)
福岡:曇後一時雨(降水確率50%)
鹿児島:曇後一時雨(降水確率50%)
奄美:曇後一時雨(降水確率50%)
那覇:曇り一時雨(降水確率50%)
石垣:曇り時々晴れ(降水確率30%)