サッカー北信越リーグ1部・福井ユナイテッドFC―FC北陸 攻撃の起点として存在感を放った我那覇和樹(中央)=5月15日、福井県大野市の奥越ふれあい公園陸上競技場

 サッカー北信越リーグ1部は5月15日、福井県大野市の奥越ふれあい公園陸上競技場で第4節1試合を行った。福井ユナイテッドFCはFC北陸(石川)を2-0で下し、開幕からの連勝を4に伸ばした。

 福井は前半40分、DF木村健佑のグラウンダーパスに合わせたMF奥直仁のリーグ戦3試合連続ゴールで先制。後半5分は、FW賀澤陽友のクロスをゴール前で受けたFW野中魁が左足でネットを揺らした。北陸のシュートを3本に抑え、終始主導権を握り続けた。

 第4節の残り3試合は16日に行われ、坂井フェニックスは坂井市の日東シンコースタジアム丸岡で'05加茂FC(新潟)と対戦する。福井の次戦は6月6日、新潟県の新潟聖籠スポーツセンターで新潟医療福祉大FCと顔を合わせる。

ベテラン我那覇和樹が存在感

 荒れたピッチで浮き球やロングパスに頼る場面が増えた。存在感を放ったのがベテランのFW我那覇和樹だ。前線でのポストプレーで攻撃の起点となり、リズムをつくった。

 「経験を生かしたプレーやつぶれ役としてチームの力になりたい」と我那覇。長いボールにDFと競り合いながらもしっかりとマイボールにしたり、味方に正確なパスをつないだり。試合開始早々には自陣からのロングボールをワンタッチで近くのFW賀澤陽友にパス。得点にはつながらなかったものの、そこから右サイドへ展開し相手守備陣を崩した。

 チームは今季、攻撃的なサッカーを掲げる。リーグ戦4試合を終え「(攻撃の形は)順調にきている」と寺峰輝監督。我那覇の動きも「コンディションもいいし、日本代表時代のようなプレーも見せてくれている」と評価する。40歳のベテランはこの日、チーム最多の4本のシュートを放ち、ゴールを脅かしてもいる。

⇒福井ユナイテッドのこれまでの試合を振り返る

 ただ、相手ペナルティーエリア周辺での連係や質には、チームとして課題を残す。我那覇は「ミスはいろいろあった。しっかり減らしてチームのために貢献したい」。攻撃力に、より磨きをかけるためのピースになり切る覚悟はできている。